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掲載日:25.03.05

BYD/EVトラック26年日本に導入~EVバス30年に累計4千台へ

 BYDの日本法人であるビーワイディージャパン(本社=横浜市)とBYD Auto Japan(本社=同)は、1月24日、「BYD事業方針発表会2025」を開催しました。BYDジャパン創立20年、EVバス日本導入10年、乗用車日本上陸3年となる節目のイベントとなります。BYDとしての日本での20年の歴史を振り返るともに、今後の乗用車、商用車の各部門における中期経営方針を発表しました。
日本ではEVバスのシェア7割超、350台を誇るこれまでの納入実績や、BYDのコアテクノロジーであるリン酸鉄リチウムイオン電池が培ってきた「信用」と「実績」について説明しました。今回、初披露となった日本専用設計の「J7」について、日本で求められる中型路線バスの車幅(2.3m)に準拠して開発された車両であることに加え、最新のインホイールモーター方式を採用した専用のeアクセルを搭載している点をアピールしました。価格は3650万円(税込・全国メーカー希望小売価格)と設定しました。
 さらに「30年までに累計4000台のEVバスを販売する」という中期目標を発表し、この目標達成に向けたサービス・サポート体制の拡充についての方針を示しました。また、26年以降の日本導入を発表したEVトラックとの“両輪”で、運輸部門のeモビリティ化の実現を目指すと宣言しました。