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掲載日:25.03.05
ニトリとエディオン/家電の幹線輸送で協業開始~家具・家電を川崎から仙台へ
ニトリホールディングスとニトリグループの物流部門を担うホームロジスティクス、エディオンは、川崎から仙台への家電の幹線輸送において、両社の物流効率の向上と環境負荷軽減を目的とした共同配送による協業を1月12日から開始しました。
これまで両社がそれぞれ手配していた車両を、ホームロジスティクスのトラックに集約することで、輸送コストやCO2排出量の削減、積載率の向上を図ります。労働力不足による商品供給リスクへの対応にもつながる取り組みです。
今回の取り組みでは、神奈川県川崎市にあるホームロジスティクスの物流センターとエディオンの物流センター2拠点で家具・家電を積み込み、仙台にある両社の物流センターで荷物の積み降ろしを行います。ホームロジスティクスが所有するスワップボディコンテナを活用し、シャーシとヘッドの分離、集荷ドライバーと荷降しドライバーの交代により、積み込み地・降ろし地の増加に対応可能となります。
この共同配送によって輸送トラックの台数を半減できるだけでなく、「物流2024年問題」による労働力不足にも対応します。両社はこの取り組みを起点として、荷量がまとまりづらい地方への輸配送でさらに協業を進め、物流効率をより一層向上させる考えです。