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掲載日:25.03.05

NX総研短観/10~12月実績 荷動き指数4ポイント上昇も
~8期連続で2桁マイナス続く

 NX総合研究所は、企業物流短期動向調査(NX総研短観)の12月調査の結果を公表しました。国内向け出荷量を示す「荷動き指数」の10~12月実績は、前期(7~9月)より4ポイント上昇し△11となりました。1~3月見通しは2ポイント上昇して△9と見込んでいます。
 荷動き指数は、2023年1~3月実績以降8期連続で2桁のマイナス値を示し低迷が続いています。全15業種中の9業種で上昇しましたが(木材・家具△48→△23、電気機械△24→△12など)、5業種が低下しました(一般機械△11→△21、繊維・衣服△23→△30など)。
 輸送機関利用の動向は、前期比では一般トラックと国内航空が上昇しましたが、指数は全輸送機関でマイナス水準が続いています。1~3月見通しは鉄道コンテナを除いて、さらに低下するとしています。
 輸出入貨物量の動向は、全機関でマイナスの水準が続いています。前期比で見ると外貿コンテナの輸入(△11→△9)と国際航空の輸出(△16→△11)と一部で改善の動きがみられます。
 在庫量と営業倉庫利用の動向は、原材料、製品ともに在庫量が上昇しましたが、1~3月は緩やかに在庫調整が進展すると見通しています。
 トラック運賃の動向は、一般トラック、特積みともに上昇圧力の強さが継続しています。