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25.02.05 企業間取引コールドチェーン/ISO規格(ISO31512)が発行
~日本の国際競争力強化
25.02.05 自動車物流道路/運営事業形態に関し46社が意見提出 25.02.05 JR貨物/3月にダイヤ改正
~モーダルシフト要望に応えて輸送力増強、利便性を向上

最新業界動向:
掲載日:25.02.05

JAL/電動ハイリフトローダー、電動ベルトローダーを導入、羽田で本格運用

 日本航空は、日本の航空会社で初めて電動ハイリフトローダー(HL)、電動ベルトローダー(BL)を導入し、羽田空港で本格運用を開始しました。
 HLは、手荷物や郵便物、貨物などを入れた航空機専用のコンテナやパレットを牽引するトーイングトラクターと連携し、航空機の中へコンテナやパレットを搬入、搬出する器材です。今回導入したTREPEL社製の電動HLは世界でも多くの実績があり、フル充電の状態で約1~2日のハンドリングが可能です。
 BLは、貨物の積み降ろしにかかわる器材で、動力コンベアーを装備し、旅客機後方にある貨物室(ばら積み専用)から、乗客が預けた手荷物や貨物を降ろすために活躍します。今回導入したEINSA社製(2月にTiPS社製を導入予定)は、フル充電の状態で約1~2日のハンドリングが可能です。
 今回の導入により、従来比でCO2排出量をゼロに削減し、静音性も向上しました。オペレーターの労働環境の改善や、空港周辺の騒音・環境問題を軽減し、地球環境保全に寄与することが期待できます。


TREPEL社製電動ハイリフトローダー