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掲載日:25.01.08

東京海上など11法人/中継輸送ネットワーク実現へ~物流コンソーシアム発足

 東京海上スマートモビリティ、東京海上日動火災保険が運営事務局となり、特積み大手7社を含む11法人により「物流コンソーシアムbaton」が11月13日に発足、第1弾の取り組みとして、企業横断型の中継輸送ネットワーク実現に向けた企業間の共創や国・自治体との連携に取り組みます。
 企業横断型の中継輸送の実現に向けて、物流業界内外で事業者が協調できる領域を議論するための中立・公平・オープンな場を提供します。取り組みの検討にあたって①物流の効率的なマッチング、②中継拠点の確保や整備、③ドライバーの労務環境や健康状態の向上、④新しい物流形態に対するリスクマネジメントの4つの領域にフォーカスするとしています。
 参画メンバーは、セイノーホールディングス、第一貨物、トナミ運輸、トランコム、新潟運輸、ハコベル、福山通運、名鉄運輸、東京海上ホールディングスおよび事務局2社です。アドバイザリーメンバーとして、全日本トラック協会の馬渡雅敏副会長、日本ロジスティクスシステム協会JILS総研所長補佐の松井拓氏、流通経済大学の大島弘明教授、東京大学大学院の西成活裕教授が参加します。
 2025年4月のコンソーシアム本格稼働に向け、全体会を通じて各々の知見や課題を共有しながら、課題ごとに具体的な解決策を議論するためのワーキンググループを設置するとともに、11法人以外にも参画企業を広く募ります。