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掲載日:25.01.08
エコレールマーク/取組企業が100社に~創設以来19年で達成
第47回エコレールマーク運営・審査委員会(事務局=鉄道貨物協会)は12月5日、新規取組企業2社、認定商品1件、協賛企業5社を認定しました。
これにより2005年の制度創設以来19年で、取組企業は100社、認定商品は183品目、協賛企業は59社となりました。
エコレールマーク取組企業の認定は、500km以上の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用、もしくは数量で年間1万5000トン以上または1500万トンキロ以上の輸送に鉄道を利用している企業が対象です。新たにちふれホールディングスと協和化学工業が認定されました。
これまで認定された企業は、食品・飲料関係が多くを占めるほか、化学、機械、金属製品、石油、鉄鋼、電気機器、紙・パルプ、非鉄金属、輸送用機械など多岐にわたっています。
認定商品は、500km以上の陸上貨物輸送のうち30%以上鉄道を利用している商品で、今回北越コーポレーションの板紙を認定しました。
新規協賛企業は、東洋電機製造、NX徳通、三八五流通、郵船ロジスティクス、ブリヂストン物流の5社です。
なお、貨物鉄道のCO2排出量原単位(1トンの貨物を1km輸送した時に排出するCO2量)はトラックと比較して約10分の1(22年度実績)となります。