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掲載日:25.01.08

飲料業界5社/飲料業界「社会課題対応研究会」を発足~2024年問題・GHG排出量削減・食品ロス問題などを協働で研究

 アサヒ飲料、伊藤園、キリンビバレッジ、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、サントリー食品インターナショナルの清涼飲料5社は、11月21日、都内で物流2024年問題をはじめ、温室効果ガス(GHG)排出量削減や食品ロス問題といった社会課題を協働領域として捉え、飲料業界全体で改善に向けて取り組むため、飲料業界『社会課題対応研究会』発足発表会を開催しました。
 この研究会について、コカ・コーラ ボトラーズジャパン荷堂氏は「個社単位や2社での取り組みはあったが、その解決に向けては大きな壁があった。より大きなインパクトを生み出すためには5社が協力して取り組むことが必要と考えた」と説明しました。
 今後5社は、物流部門、製造部門、R&D部門など各部門横断で「物流2024年問題」「GHG排出量削減」「食品ロス問題」の研究会を設立して解決策を検討します。各研究会の設立時期や具体的な取り組みについては未定で、今後協議して進めていく考えです。
 発表会では、各社の代表が研究会設立の思いを語りましたが、社会課題の解決が事業継続につながるという危機意識は同じです。各社が持つ技術や知見を結集させ協働することで課題解決に向けた活動を加速させるとしました。


左からアサヒ飲料米女社長、伊藤園 中野取締役専務執行役員、キリンビバレッジ 井上社長、コカ・コーラ ボトラーズジャパン 荷堂最高経営戦略責任者、サントリー食品インターナショナル 小野社長