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掲載日:24.12.04

サントリーとサッポロ/岡山~群馬間で長距離往復輸送を共同化~リレー形式で輸送

 サントリーロジスティクスは、サントリーグループとしてサッポログループと共同で、岡山県~群馬県間の長距離往復輸送の取り組みを11月13日から開始しました。
 今回、サントリーグループとサッポログループが連携し、岡山県から群馬県へはサントリーグループの飲料製品などを、群馬県から岡山県へはサッポログループの飲料製品などを輸送します。従来は、往路の輸送手段としてトラックを両社それぞれで手配し、製品を輸送していましたが、復路の積み荷確保やドライバーの拘束時間短縮が課題となっていました。今回の取り組みでは、両社で往復輸送のスキームを確立することにより、運行するトラックを両社合わせて年間約150台減らせるほか、CO2の排出量を約45トン削減します。
 トレーラーの輸送において3カ所の中継地点(埼玉県、静岡県、大阪府の3カ所)を設け、4人のトラックドライバーがリレー形式で輸送(スイッチ輸送)することで、長距離輸送におけるドライバー1人あたりの労働負荷を低減します。
 トラックドライバーの時間外労働の上限規制により生じる物流2024年問題やさらなる物量の増加など、物流を取り巻く環境の変化への対応を強化します。サントリーグループはこれまでも「スマートロジスティクス」の取り組みを進め、先端技術の活用や各企業・自治体との連携による安全・安心で持続可能な物流の実現を目指してきました。今後も持続可能な物流の実現に向けて、物流企業やドライバーにとってより働きやすい環境をつくるとともに、自然環境に配慮した物流を推進します。