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掲載日:24.11.06
ヨークベニマルなど15社/東北物流みらい研究会を発足~共同物流など拡大へ
ヨークベニマル(本社=福島県郡山市)など東北エリアで事業を展開する小売業・物流業15社は、物流を取り巻く「2024年問題」や「脱炭素」などの課題を共有し改善を推進することを目的に、改善策を企業横断型で検討する『東北物流みらい研究会』を9月20日に発足しました。2023年11月以降『東北物流研究会』を開催し、協業に向け検討を重ねてきました。
今後、物流問題の課題解決と新たな東北物流ネットワーク構築に向けた検討を行い、参加企業の拡大と産官学の活動としての取り組みも進めます。
今後の方向性(具体的施策)として、▽荷主としてのトラックドライバーの待遇改善への取り組みについて情報共有とベンチマーク、検証の場とすること、▽共同物流の実施に向けた協議、実験取り組みを行うこと、▽実験後に順次、実験会社数を増やし本格稼働につなげること、▽物流センターまでの一次物流において製配販で連携し持続可能な物流体制を構築すること、▽物流の課題解決を通して温室効果ガスの削減などの環境負荷低減を図ることを挙げました。
同研究会には、小売からイオン東北、ヨークベニマルなど12社、物流からイオングローバルSCM、MLS、ロジスティクス・ネットワークの3社が参加しています。オブザーバーは経済産業省東北経済産業局、事務局はイオン東北、ヨークベニマルです。