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最新業界動向:
掲載日:24.10.02

三菱商事都市開発/川崎市東扇島で初の冷凍自動倉庫開発に着手

 三菱商事都市開発は、8月23日付で神奈川県川崎市川崎区東扇島に冷凍自動倉庫開発用地を取得しました。11月に着工、2026年夏に竣工予定です。同社は13年からMCUD LOGISTICSシリーズとして物流施設開発を行っていますが、冷凍自動倉庫の開発は今回が初めての取り組みで、霞ヶ関キャピタルとの協業となります。
 冷凍冷蔵食品のニーズが年々拡大するなか、新規冷凍冷蔵倉庫の供給不足や、既存倉庫の老朽化、マイナス温度帯での過酷な環境により労働力の確保が困難となるなど、コールドチェーンの維持は大きな社会課題となっています。この課題解決を図るとともに、今後増加が見込まれる冷凍冷蔵倉庫の建替えニーズに応えるべく、自動ラック(パレット)を倉庫内全面に配置した冷凍自動倉庫の開発に着手します。
 東京都心と横浜中心部の二大消費地を広くカバー可能で、集配性に優れた交通利便性を有する立地です。東京港と横浜港に加え羽田空港へもアクセスしやすく、首都圏の主要な物流インフラの活用も可能です。敷地面積5000㎡、延べ床面積2万724㎡(自動倉庫は吹き抜け構造で床がないため仮想床での面積)、1階:冷蔵倉庫(5℃)・事務室、2階:事務室、3階:冷凍自動倉庫(マイナス25℃)を予定しています。


冷凍自動倉庫の仕組み