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掲載日：24.10.02

いすゞ／自動運転で米国のソフト企業と提携

　いすゞ自動車とApplied Intuition,Inc.（本社＝米国カリフォルニア州）は、レベル4自動運転トラックを共同で開発することなどを目指す戦略的提携契約を締結しました。両社は最大5年間にわたるアライアンス戦略で、レベル4自動運転トラックの共同開発を加速させます。　
　いすゞは、Applied Intuitionが有するシリコンバレーの先進技術を活用して自動運転事業を早期に開始し、「物流2024年問題」をはじめとする物流における社会課題の解決をリードする考えです。中期経営計画で自動運転ソリューションを新事業の柱として確立することを掲げており、27年度から日本・北米を起点に自動運転レベル4のトラック・バス事業の開始を目指しています。その大きな原動力とするため今回の戦略的提携契約を締結しました。
　この提携により先進の自動運転技術を獲得するとともに、日本の幹線輸送向けのレベル4自動運転トラックを開発します。具体的には、26年度にいすゞが規定するODD（運行設計領域）のもとでモニター実証を行い、27年度中の自動運転レベル4のトラック事業の開始を目指します。


レベル4自動運転技術開発用の試作車