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掲載日:21.08.04
物流連/新会長に商船三井会長池田氏就任
日本物流団体連合会(物流連)は6月29日、定時総会を開催しました。日本船主協会会長の池田潤一郎氏(商船三井会長)が第11代目会長に選任され、副会長(代表理事)には新たに渡邉健二前会長(日本通運会長)が就任しました。
池田会長は「物流連は7月30日で創立30周年を迎える。これまでのさまざま活動と蓄積された内容を踏まえつつ、アフターコロナを見越して、より活発に意見交換する場を設けていきたい」と述べ、今後の抱負を語りました。
「物流を広く社会・国民から等身大で社会に知ってもらうことが大事。特に若い世代の人が物流業をやりがいのある産業と理解し、この業界で力を発揮してもらえるよう努力する」として、物流業界インターンシップの開催など多様な機会の提供を挙げました。
新たな総合物流施策大綱で示された内容を官民連携で取り組むこと、特に物流生産性向上を目指した標準化の取り組みでは引き続き調査・検討を行うとしました。さらに、社会インフラとしての物流機能の強化を図る取り組み、物流分野の環境対策の取り組み、海外での活動を拡大している物流事業者の事業遂行の円滑化、有事の際のサプライチェーンの強靭化、労働力不足対策など、社会が直面する諸課題の解決に向け取り組むとしました。